中学受験校の選択の指標にー英語
これからは英語、英語そして英語
最近のブログでは私立中高の英語をレポートする機会がふえています。これから中学受験をされる方に入学後の英語のイメージを持っていただけるといいですね。大学受験の際、文系だけでなく、理系でも最重要科目が英語ですから。
入試だけではないんです。大学教育でも英語は特に重要科目として扱われ、進級や卒業時の要件として≪○○テストで何点以上≫などと基準点を設けている大学が増えています。大学が指定するテストは2020年度の大学入試改革の方向と同じ、ほぼ4技能試験です。 大学卒業後も英語はかなり使います。文系より理系学部出身者のほうが英語を使う機会が多いと感じます。とにかく、ものすごく英語を使ってコミュニケーションする時代が到来しています。
中学・高校の英語の授業は人生を変えるかも
英語4技能を均等にレベルアップするために、中学・高校での英語は絶大なインパクトがあります。人生を変えるほどの影響力があるかもしれません。私は本気でそう考えています。学校に出向いて英語の先生からお話を伺うと、学校によって英語の授業がだいぶ異なっていく印象を持ちます。ですから私立中高でどんな英語の授業をするのかは、中学受験校を考える際の指標になるだろうと思います。いままでの中学受験校選びにはなかった視点です。これが私が私立中高の英語をレポートする理由です。
高校入試も変わる?
大学入試が変われば高校入試だって変わります。都立高校入試の英語が変わるんですから、神奈川県公立高校入試だって今までどおりのわけがありません。どうなるか大いに注目です。
私の塾の英語の授業も大きく様変わりです。高校生の授業も、中学生の授業もです。私立中高での英語の授業がどうかわるのか?これも私の塾の授業に変革をもたらすでしょう。そのためのレポートでもあります。
英語は楽器のレッスンのように
ピアノを習ったことがある方は結構多くおられるのではないかと思います。私もその昔、習ったことがあります。うちの娘はヴァイオリンを弾くので、レッスンを受講する際に立ち会ったこともあります。
私立中高の英語の先生から聞いた話をレポートする中で次第に思い始めたのは、これからの英語の授業は楽器のレッスンのようになっていくのではないかということです。学校の英語の先生が生徒ひとりひとりを指導します。個別指導です。ちょっと驚きですよね。どこまでできるのかわかりません。でも取り組みは始まっています。学校だけではありません。塾も同じです。これからの英語は、集団を相手にする授業では4技能をバランスよくレッスンできないと思うのです。
こんな話を前提にして、次回は神奈川大学附属中・高の英語についてレポートする予定です。お楽しみに。