塾長ブログ

鎌倉学園中・高校の英語 ≪その2≫

前回≪その1≫では中学英語をレポートしました。今回≪その2≫では高校英語です。

高1~2では文法と長文

 鎌倉学園の先生は、『中学では教科書中心に何度も繰り返して読むことはするけれども、あくまで教科書中心なので、長文を読むことが足りない』と考えています。そこで高1の英語コミュニケーションⅠ(週4回)では長文読解を中心に授業を進めます。高1で英会話(週2回)という授業もありますが、これは文法中心の授業です。ネイティブの授業ではありません。
高2では英語コミュニケーションⅡが週4回、英語表現Ⅰが文系で週3回、理系で週2回あります。英語コミュニケーションでは一部のクラスでは習熟度別にクラスを2分割します。英語表現は英作文につながる授業です。

国公立大学中心のメニュー

高3は英語コミュニケーションⅢ、英語表現Ⅱです。授業回数は高2と同じです。英語コミュニケーションは入試問題演習です。
センター試験対策は全員が8割以上得点できるように相当力を入れています。センター試験対策は科目以外の時間を使います。全員が8割以上目標なんてすごいですね。国公立大学を目指せという鎌倉学園の強い意志を感じます。
それから、選択科目として次の総合英語研究があります。
①国公立2次対策(英作文、リスニングを含む)
②早慶上智対策
③MARCH対策  
3つの中から1つ選択です。
模試はベネッセの模試です。ベネッセの模試は中学からで、6年間の一貫性あるデータがとれるからと伺いました。模試の大手は河合塾や駿台ですが、鎌倉学園では使っていないようですね。個人の申し込みなのでしょう。

英語外部試験は英検ではなく、ベネッセのGTECを勧めているそうです。これもベネッセですね。大学入試センター試験の成績提供システムの要件を満たしたことが大きいとききました。

 ≪後記≫

鎌倉学園は建長寺に隣接しており、小高い丘に囲まれた緑の中にある学校です。校舎入口には生徒に連絡事項を表示するディスプレイがあります。校内にもディスプレイがありました。連絡事項が速達されますね。他校では見たことがないです。

鎌倉学園ってサザンの桑田佳祐さんの出身校だったんですね。私、知りませんでした。校内には桑田さんのモニュメントがありました。説明前、会場のホールには桑田さんの曲が静かに流れていました。オルゴールのBGMでしたね。天気もよかったし「真夏の果実」などとてもさわやかに響いていました。

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