合格者インタビュー

上智大学文学部フランス文学科合格

Sさん(仮名 スタディポケット横浜講師)

塾長
合格おめでとうございます。
私大トップレベルの大学に合格がわかった時にどうでしたか。
Sさん
ありがとうございます。
インターネットでの発表だったのですが、ビックリ、これってホントかな?という感じでした。自分でも信じられなかったです。
塾長
東京のど真ん中、四谷駅前の大学に進学してカルチャーショックはないですか。
Sさん
公立高校出身者は本当に少ないです。カトリック推薦で入学してきた学生はみんな私立だし、公募推薦で入学してきた学生も私立が多いです。カトリック推薦で入学してきた学生は思ったよりいるなと感じています。女子校や男子校だったという人が多くて、公立高校出身の私からすると違いを感じる時がありますが、それが問題になるようなことは全くなくて普通にみんないい人です。
大学は私立という印象が強いです。公立高校出身で老朽化しつつある施設になれてきた私からすると非常にきれいな大学で、大いに違いを感じます。学校に通っているという実感がまだ沸きません。
塾長
昼食はどうしていますか。
Sさん
学食で食べたり、お弁当を持っていったりしています。学食は500円あれば大体食べられます。最近みんな大学に慣れてきて、食費がかさむことを心配してお弁当を持ってくる友人が増えてきました。お弁当は学食で食べたり、次の教室へ行って教室で食べたり、構内の庭で食べたりしています。
塾長
上智大学といえば国際色豊かな大学というイメージがあります。
Sさん
外国人は多いです。留学生を見ない日はないです。毎日会います。
フランス語の先生は4人いて2人はフランス人の先生です。
塾長
フランス語は英語とも発音が違うし大変だと思います。大丈夫ですか、やっていけそうですか。
Sさん
他大学の他学部も合格したので進学先は悩みましたが、フランス語を学ぶことが楽しいのでフランス文学科で良かったです。いま専門基礎フランス語の授業では仏文の学生が2つのクラスに分かれて受講しています。1クラス25名います。
塾長
上智大学には同じ高校から何名くらい進学したのでしょう。
Sさん
私含めて6名です。もう少しいるかもしれません。女子の進学者は私ひとりです。それが最初心細くつらかったです。ですが同じ部活だった先輩が上智に進学しているので心強かったです。先輩はすごく喜んでくれました。
教皇フランシスコを悼む
塾長
受験の話を伺いたいのですが、Sさんはスタディポケット横浜に中学生の時にきていました。
Sさん
中学2年生の夏休みが終わったくらいにこの塾で勉強し始めました。その前には塾へは行っていませんでした。
塾長
中学生の時、内申はどんな感じでしたか。
Sさん
中学の内申は目標にしている高校に届かないだろうと早々にあきらめました。目標の公立高校がだめなら私立でもいいかなと思うくらいでした。でもこの塾で勉強して当日の入試の得点に賭けました。そして目標の公立高校に合格できました。高校生活はとても楽しかったです。
塾長
高校入学後はしばらく来ていた時期もありましたが、やがて来れなくなりました。
Sさん
部活ばかりやっていました。再びこの塾にくるようになったのが高2の11月でした。
塾長
塾選びはどう考えたのでしょう。
Sさん
もう勉強を始めないといけない時期だし、全然分からないから塾へ行かないといけないとは思っていました。ただ、集団塾へ行くのはいろいろ煩わしいし、途中でいやになったりしたらよくないなという思いもあって、スタディポケット横浜へ戻ることに決めました。他塾は全く見ませんでした。
塾長
それだけ安心してもらえていたということでしょうか。
Sさん
そうです。
塾長
模試の成績を振り返りましょう。
塾に来る前、高2の夏から11月まではどのように勉強していましたか。
Sさん
ずっと部活でした。勉強なんて全然していませんでした。河合塾の全統高2模試では英語、国語、日本史ぜんぶ偏差値40台でした。
塾長
高校3年生になってもはじめの全統記述模試で偏差値40台が続いていました。
ただ、第2回の全統記述模試で英語、国語、日本史で偏差値50台に上がってきました。
夏期講習に熱心に通っていたのを覚えています。
Sさん
夏休み明けの模試だったのですが、夏休みに頑張って勉強して、模試の偏差値が上がってきた実感がありました。駿台の模試も受けたのですが、駿台模試でも良い結果がでてきました。
11月の河合塾の全統記述模試では英語と日本史が偏差値50台後半。国語は偏差値60を超えました。
塾長
共通テスト模試は3年生の2回で英語、国語、日本史で偏差値50以上になっています。
Sさん
共通テスト模試でも夏休み明けに良くなって、共通テスト模試3回で英語が偏差値60を超えました。国語、日本史も偏差値50台後半に上がりました。
塾長
共通テストのプレテストはあまり良くなかったように思います。
Sさん
プレテストは全体的に失敗でした。
塾長
それでも英語は偏差値60台です。やはり高3の夏休みに相当塾で勉強した甲斐あって、英語が安定したことがすごく良かったと思います。全体を引っ張っていました。
英検を高3の11月に受けて準1級に合格し、CEFRで好結果をもたらしたこともすごく大きかったと思います。
Sさん
高3の6月くらいに高校のみんなが英検受けるのを見ていましたが、私は夏休みに入ってから受験しようと思いました。まず9月末にスコアを上げるために2級を受けて合格。再度10月に準1級を受けました。ワークブックを解きました。ちょうど英語が模試でも上がった頃でした。
塾長
英検の準1級は同じ高校から受けた人がいましたか。結構合格したのでしょうか。
Sさん
受ける人は結構いましたが、簡単ではありませんでした。たぶん3~4割くらいの合格率だと思います。ずっと準1級を受け続けた人もいましたが、最後まで不合格だった人もいました。
私は幸運にも1回で準1級に合格できました。自分でも驚きました。
塾長
一般的に早慶上智のトップレベルに合格するためには、英検でいえば準1級に合格するレベルが不可欠と言われています。すばらしい成果でしたね。次は英検1級ですね。フランス語と英語の両方、バイリンガル目指して頑張って欲しいです。
塾長
塾ではリーディングとリスニングの2本立てで勉強していました。リスニングの方が先に模試で偏差値が上がりました。
Sさん
共通テスト対策としてリスニングを勉強しました。結果として問題形式と問題順が全部頭に残るまでになりました。ここは先読みしてとか自分の解き方を確立できたのが結果につながったと思います。共通テストは毎回形式が同じなので流れ作業のように解けるようになって点数がとれるようになりました。塾のリスニングの勉強は慣れるのによかったと思います。
塾長
塾で勉強した英語のテキストで何が一番役にたちましたか。
Sさん
英文解釈のテキストが役にたちました。英文を読むときに今まではどう読んだらいいのかわからなかったのですが、このテキストを勉強して主語、動詞をすぐに見つけられるようになり、関係代名詞なども的確にわかるようになり、更に要らない情報も見分けられるようになりました。それが共通テストで役にたちました。
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塾長
国語は古文から勉強を始めたのでしたね。塾で使い始めたのは古文の初級テキストでした。
Sさん
学校では古典文法は全くわかりませんでした。学校の授業で文法もありましたが頭に入ってきませんでした。塾ではじめて古典文法を勉強し始めました。古典文法のテキストは塾で2冊やりました。古文単語は学校で使用している単語帳をやりました。その後は実践的な問題集をいくつか塾で勉強して共通テスト古文は満点でした。
古文は得意科目になりました。
塾長
現代文も漢文も塾で勉強しました。
Sさん
現代文は共通テストと私大過去問を中心に勉強しました。私は共通テストの現代文が苦手でした。共通テストの現代文は時間との勝負になるので、そこが苦手でした。模試の国語は波がある科目になっていました。でも私大の現代文は問題自体が難しい分、時間に余裕があるので自分にあっていたように思います。他大の国語は8割以上正解できたと思います。
塾長
塾の現代文は学校とは違いましたか。
Sさん
全く違いました。問題をどう解くかを教えてくれたのですごく解き易くなりました。文章を読みながら問題を解いていきます。そういう解き方を教わりました。
塾長
上智の試験科目としては英語、国語、日本史だったのですね。
Sさん
上智は共通テスト併用方式でした。共通テスト国語で現代文、古文、更に漢文まで必要でした。上智の独自試験としては「フランス文学・文化・歴史に関するテクストの読解力および思考力・表現力を問う試験」というものでした。英語や日本史分野を含むような出題ではなく、現代文に近いのですが、相当量の記述もあり読解力と記述・表現力をためされる試験でした。
共通テスト後にこの対策を塾でやったのがよかったと思います。
塾長
独自試験は学科ごとに出題分野が示されており、該当する分野の問題が乏しく、過去問以外に効果的な対策に乏しいという厄介な試験です。仏文の独自試験で言えばフランスに関する分野といった具合です。また、国公立並みの記述があり、出題分野に関わる広範な知識も要求されるような問題です。ネットでも非常に難関だと言われています。
Sさん
やりにくいとは思っていました。ただ、過去問を解いてみて手応えを感じ、取り組めそうだと思いました。
塾長
結果としてその試験はどのくらいできたと思いますか。
Sさん
上智の試験が序盤だったので、他の私大の試験に影響をあたえないよう考えないようにしていました。だからわからないです。ただ合格した結果からするとできていたのだと思います。
塾長
日本史は自分で勉強していました。
Sさん
日本史も共通テスト対策中心に取り組みました。過去問と一問一答くらいしかやらなかったので普通の得点でした。
塾長
今はスタディポケット横浜の講師として来てもらっています。
英語を教えてもらっていますが、生徒に教える立場になってどうですか。
Sさん
高校生の時に飲食のバイトを一時やったこともあるのですが、時間に追われる仕事だったのでちょっと合わなかったです。この塾の講師が一番楽しいです。その生徒のペースでできるので私にはあっていると思います。やり甲斐があります。通い慣れているのもあります。他塾でバイトをしている友人もいるのですが、服装や授業準備などの制約があって困惑しています。
この塾は自由な雰囲気がいいなと思います。
塾長
そう言ってもらえるのは大変うれしいです。雰囲気のいい塾は大事だと思います。それだけで講師と生徒の距離が縮まり、学習効果が上がっていきます。経験的にだいぶ違ってくると思います。
それから2年生からは就職を考え始めないといけない時期ですね。将来について何か考えていることがありますか。
Sさん
やるなら教師。教職をとる予定にしています。
塾長
これから大学の勉強もスタディポケットの講師も頑張ってください。ありがとうございました。

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